【ルーミー/タンク 車中泊】写真でわかるフルフラット・シートアレンジ・注意点まとめ

ルーミー タンク 車中泊

最近発売され、広めのコンパクトカーとして人気が上がりつつあるトヨタのルーミー(タンク/トール)。

コンパクトカーなので意外に狭いイメージがありますが、車中泊に十分対応できる広さがあります。

この記事では、

  • ルーミーで車中泊できるのか
  • ルーミーの実際の車中泊スペースの広さ
  • ルーミーで車中泊する際のシートアレンジと注意点

について、実際にルーミーの車内を見てきた著者がまとめています。

ルーミーへの買い替えを検討している方、ルーミーで車中泊をしてみたい方の参考になること間違いナシです。ぜひ一読してみてください。

ルーミーはフルフラットになるのか?

ルーミー 車中泊

ルーミーは、後席シートを70度までリクライニングできます。

前席シートもリクライニングして連結すれば、かなりフラットに近い状態にもっていきます。

ミニバンやSUVは前席と後席の間に隙間ができがちですが、ルーミーは前席シートをスライドさせられるのでシート間の隙間なくつなげられます。

ルーミーのシートアレンジの方法と種類

ルーミー シートアレンジ
  1. 後席シートを後ろにスライドさせてリクライニング
  2. 前席シートのヘッドレストを外して前へスライド
  3. 後席シートをリクライニングさせて2列目シートとつなげる

このようにすれば、車内全体がフラットに近い状態になります。

ただ、完全なフルフラットにはならないので、シート自体の傾斜やシート間の段差を解消する必要があります。

シートには硬めの材質が使われており、そのうえにマットレスを敷けば寝やすい造りとなっています。

ちなみに後席シートを前に倒して格納する方法もありますが、奥行き150cmしかないので、まったく足りません。

ルーミーの車内スペース(室内の広さ)

ルーミー フルフラット
奥行き 210cm前後
室内幅 120cm
高さ 80cm(124cm)

ルーミーは前席からラゲッジスペースまですべて使えるので、コンパクトカーとは思えないほどの奥行きがあります。

さらに、室内高はミニバンに匹敵します。フラットにすれば、車内スペースをミニバン並に広く使えるという驚き。

運転席も使うので、一度シートを倒してセッティングしてしまうとクルマを動かすのが面倒になりますが、そのぶん車内全体を使えます。

助手席側のみを倒した場合は、横幅はおよそ56cmほど。寝返りは打ちづらいですが、ひとりで寝るには十分な空間が作れちゃいます。

シートを倒したときに段差や隙間

ルーミー 段差(引用元:車内で寝転んだ写真付き! 快適な車中泊ができる自動車はコレだ!!

ルーミーの場合、全シートをリクライニングさせるとシート間に約10cmの段差ができます。

分厚いクッションやマットを使って段差を解消すれば快適に寝られるので、事前にセッティングを確認しておきましょう。

ルーミー 段差と隙間

また、写真のように前席シートと後席シートの間に広い隙間ができます。

この隙間を埋めないかぎり、奥行きは150cmほどしか取れません。

コンテナボックスやクーラーボックス+クッションやマットを使って解消しましょう。

created by Rinker
トラスコ中山(TRUSCO)
¥1,700 (2024/04/25 10:30:14時点 Amazon調べ-詳細)

ルーミーの車中泊するときの収納スペース

ルーミー ラゲッジスペース 床下収納

ルーミーの収納スペースは、ラゲッジスペースの床下の『デッキボックス』です。

普段はスペアタイヤが入っているので、このタイヤを取り出す必要があります。

あまりスペースとして大きくはありませんが、小物を入れておく程度の役には立つでしょう。

また、後席シートの左右には小型ポケットなどの収納スペースがあり、コンパクトカーよりは収納箇所が多かった印象です。

ルーミーの車中泊で役立つ公式アクセサリ

ルーミー ポケットとランプ(引用元:https://toyota.jp/roomy/interior/comfort/)

先ほど紹介しましたが、ルーミーの後席シートの左右には『小型ポケット』『室内ルームランプ』があります。

夜暗いなかでちょっとした灯りがあるのは非常に助かりますよね。

ルーミーの車中泊での注意点

シートの段差はできるかぎり解消する

ルーミーで車中泊するときは、とにかくシートの段差を解消するのが大切です。

車内で寝るのに慣れていない場合、すこしでも段差が残っていると寝付けず、快眠できなくなるときも。

事前にベッドのセッティングはしっかり確認しておき、いざ当日にスムーズに寝られるように準備しておきましょう。

夏場の風通しと目隠しには気をつける

ルーミーのような背の高いトールワゴンは窓が大きいのでよく風が通りますが、蚊や虫が入ってこないように要注意です。

市販の虫除けネットは必ずサイズがあったものを使い、できれば虫除けスプレーを併用するのがベスト。

車中泊したことがない人は想像がつかないかもしれませんが、寝床に虫が一匹でもいると寝られなくなるので、虫対策はお忘れなく。

必要な車中泊グッズはこちら

【まとめ】ルーミーは広々として車中泊にぴったり

  • 1~2列目シートを倒して段差を解消すればフルフラットになる
  • ラゲッジスペースの収納量が少ないので、荷物の量に注意
  • ミニバンより広い200cm×120cmの大スペース。ふたりが並んで寝られる。

今まで少なかったルーミー/タンクのようなトールワゴンですが、実際に見てみると、車内は思った以上に車中泊向きでした。

荷物の積み込みに関しては工夫次第でなんとかできる程度なので、迷っている方はぜひ実車をチェックしてみてください。

比較的新しいクルマなので、まだ車中泊している方も少ないのもルーミー/タンクの面白さです。ぜひ使い倒して、楽しい車中泊ライフをお過ごしください。

ルーミーに買い替えたいけど、今のクルマがいくらで売れるんだろう?という方のために

こちら↓で各メーカーの中古車の下取り価格・買取相場をまとめています。

>>《メーカー別》中古車の買取相場・リセールバリュー》




ルーミー タンク 車中泊