トヨタミニバン三兄弟のひとり、ノア。
ミニバンとして車中泊するためのスペースは十分。きちんと準備すれば快適に寝られるのは間違いありません。
この記事では、
- ノアで車中泊する方法
- ノアの実際の車中泊スペースの広さ
- ノアで車中泊する際のシートアレンジと注意点
について、実際にノアの車内を見てきた著者がまとめています。
ノアへの買い替えを検討している方、ノアで車中泊をしてみたい方の参考になること間違いナシです。ぜひ一読してみてください。
読みたいところをチェック！
ノアはフルフラットになるのか？
ノアは、２列目・３列目シートを倒した状態（リアフラットソファモード）が一番フラットに近い状態になります。
シート間の段差があってデコボコしているので、完全なフルフラットにするには工夫が必要です。
ノアのシートアレンジの方法と種類
（引用元：https://toyota.jp/noah/interior/space/）
ノアは２列目・３列目シートを倒せば、フラットに近くなります。
さらに前席をスライドさせれば２列目シートとの間に隙間ができるので、この隙間を埋めればさらにスペースが広がりますね。
ちなみに、７人乗りより８人乗りの方が２列目シートの隙間とデコボコが小さくなるので、セッティングがしやすいです。
ノアの車内スペース（室内の広さ）は？
| 奥行き | 180cm前後 |
| 室内幅 | 130cm |
| 高さ | 90cm(シート上) |
ノアの車内スペースはミニバンとしてはスタンダードな広さで、ヴォクシーと比べると少し横幅が狭くなっています。
奥行きと横幅は十分にあるので、シングル以上の大きさのマットレスでも敷き詰められます。
高さは、マットを敷く前提で考えると、ギリギリ頭が触れるぐらいになるでしょう。
子どもなら立って着替えられますし、大人が座って食事をするくらいの広さはあります。
ノアのシートを倒したときに段差や隙間
（引用元：https://k8suzuki.com/travel/rv/bedmaking）
２列目・３列目シートを倒した状態だとシート間の段差が大きいので、分厚いマットやクッションで段差を解消する必要があります。
ノアで車中泊するときの収納スペース
ノアにはラゲッジスペースの下に『床下収納』があります。
一番深いところで20cmほどあり、多少の荷物なら収納できます。
ノアの車中泊で役立つオプション・グレード・公式アクセサリ
まさに車中泊向けのメーカーオプションが『サンルーフ』です。
夜に車内で寝転がって星空を眺めたりといった雰囲気のある過ごし方ができるのは、このオプションだけの醍醐味です。
売却時のリセールも良くなるので、予算があればぜひ取り付けておきたいオプションです。
ノアには、室内をフルフラットにする『ジョイントクッション』がオプション販売されています。
このクッションを敷き詰めるだけで、カンタンにフルフラットにできます。
価格が27,000円で市販のマットレスとくらべると割高ですが、一番快適に寝られるようになるのは間違いなしです。
ノアの車中泊で役立つ車中泊グッズと注意点
シートの段差はかならず解消する
ノアで快適に寝るためにはシートの段差を解消するのが大切です。
今まで車中泊をしたことがない場合、すこしでも段差があるとうまく寝付けないときがあります。
あらかじめ段差をなくすためのセッティングを確認しておき、ちゃんと横になったときに気分良く寝られるかチェックしておきましょう。
夏場の風通しと目隠しに気をつける
大型ミニバンは風通しのために窓を開けるときに蚊や虫が入ってこないように気を払う必要があります。
市販の虫よけネットにはサイズ表があるので、かならず適したサイズを選ぶようにしましょう。
さらに夏場は虫よけスプレーも合わせて使うと良いでしょう。暗い車内に虫がいる状況では安眠できませんからね。
【まとめ】ノアで車中泊はできる
- ２～３列目シートを倒して段差を埋めればフラットになる
- 完全なフルフラットにするには公式オプションか市販品が必要
- 奥行きと横幅は充分。マットレスをそのまま敷き詰められる広さ。
ヴォクシーと並んで人気があるノア。スペース的にも似ており、段差の問題さえクリアすれば十分に寝られるクルマでした。
ミニバンの広さを活かしてシートの隙間や足元に荷物を積み込む余裕もあるので、荷物が多いからと諦めないでください。
「小さい子どもを含めた家族４人で寝た」という車中泊体験談もあったので、家族で寝てみるのも良いかもしれませんね。
春や秋の心地いい季節を選んで、ぜひ車中泊に挑戦してみてください。
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