車中泊向けのクルマとして真っ先に候補に上がるホンダのフリードプラス。
この記事では、
・フリードプラスって車中泊できるスペースはあるの?
・どんなグレードやオプションを選んだらいいの?
・フリードスパイクとくらべて何が良いの?
といったフリードプラスを買うまえに知っておくべき点、快適な車中泊をするための注意点をギュッとまとめてお伝えします。
失敗しないクルマ選びの参考になると思うので、ぜひ一読してみてください。
フリードプラスを選ぶ3つのメリット
フリードプラスは、
車中泊最強と言われるフリードスパイクの後継車で、2列シートの5人乗りです。
※フリードスパイクは、モビリオスパイクが元になっています。どちらも中古車一択になります。
コンパクトミニバンタイプはフリードという車種で、3列シートの7人乗りです。
- 大人2人分のセミダブルサイズのスペースが作れる
- 最新の運転サポートにより長距離運転でも疲れづらい
以下、3つのメリットについて詳しく説明していきます。
車中泊アレンジで大人2人分のスペース
引用元:http://autoc-one.jp/honda/freed/newmodel-2939457/
フリードスパイクでは、後席シートを前方に倒して付属のボードを渡せば、30秒ほどでフラットなスペースが作れます。
後席とラゲッジスペースのつなぎ目に3cmの段差ができるのが惜しいですが、マットや布団を敷けば解消できる程度です。
スペースの奥行きは、助手席とリアシートを一番前に出した状態で最大188cm、最小で164cm、横幅は110cmです。
全体で164~188cm×110cmのフラットな空間は、セミダブルベットをイメージすると分かりやすいでしょう。身長180cmまでなら、2人でも寝られます。
大容量に自由さをプラスした収納スペース
引用元:http://autoc-one.jp/honda/freed/special-2957382/0002.html
ラゲッジスペースは、耐荷重200kgのユーティリティボードにより、上下2分割で多くの荷物を積み込めます。
床下収納であれば、釣り人が濡れたクーラーボックスや釣り竿を置いても心配ありません。
フリードスパイクからの変更点は、ベッドや布団を敷いた状態でも床下の収納スペースから荷物を取り出せる点です。一度しまっておけば、寝るときにも邪魔になりません。
引用元:http://www.honda.co.jp/ACCESS/freed/
オプションのラゲッジマルチボードを足せば、3段で荷物を積んだり、テーブルとして活用できます。
引用元:http://www.hondacars-blog.com/miyazaki/pickup/pickup-11
ラゲッジ開口部も改善されており、地面から33.5〜50.5cmほどの低床設計になっています。クーラーや重たいゴルフバック、自転車を積み込むのがラクになりました。
引用元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
ラゲッジルームの左右は、5列2段のユーティリティーナット(ねじ穴)に変更されています。オプションやDIYで自由に工夫できるようになり、遊びの幅が広がっています。
長距離運転も安心のホンダセンシング機能
引用元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/performance/active-safety/
この機能のおかげで、うっかり車線からはみ出そうになったときに自動で戻ったり、前の車との車間距離を保ったまま一定の速度で走行できます。
ユーザー曰く「今まで要らないと思っていたバックカメラと同様、いまではこれ無しの運転は考えられません。高速道路での疲労感がまったく違う」と好評価を受けています。
・キャンプ道具やアウトドアグッズなど荷物をたくさん載せたい
・大きいクルマがいいけど、ガソリン代や重量税など維持費をなるべく安く抑えたい
実際に車中泊した人のリアルな声
フリードプラスを選ぶときに知っておくべきこと
車中泊車としては悪くない燃費
ガソリン車の口コミの平均実燃費は14.92 km/L。
ハイブリッドの口コミの平均実燃費は19.55 km/Lとなっています。
引用元:http://minkara.carview.co.jp/car/honda/freed_plus/nenpi/
コンパクトカーとしてボディが重いのが燃費に影響していますが、ミニバンなどに比べると悪くない数字でしょう。
ハイブリッド車の場合、エンジンを掛けなくてもエアコンが使えます(送風のみ)。ただし、バッテリー上がりに気をつける必要があります。
安全装備があるグレードがおすすめ
車中泊に必要なグレードはありませんが、快適に車中泊したいなら、G・ホンダセンシングのグレードがベストです。
両側電動スライドドアとセンシング機能、緊急自動ブレーキ、センターテーブルなど快適性と安全性が高い装備が充実しています。
車中泊向けのオプションが揃っている
引用元:http://www.honda.co.jp/FREED/webcatalog/interior/utility/
標準装備のアクセサリーとして、DC12Vのソケットがラゲッジスペースの側面にあり、スマートフォンなどの充電ができます。暗いところでの作業に役立つテールゲートランプも付いています。
車中泊に必要なオプションはありませんが、純正マットとテーブル、カーテン(シェード)の3点は、車中泊のときに重宝します。
・ホンダ純正 ラゲッジクッションマット:21,600円
・プライバシーシェード: 41,400円
※シェード=フロント左右+サイド左右+テールゲート
引用元:https://dime.jp/genre/326109/3/
・ラゲッジネット:10,800円
・ラゲッジルームの上部を有効活用できるルーフラック(ネット付):15,120円
引用元:http://autoc-one.jp/honda/freed/newmodel-2939457/
こちら↓で各メーカーの中古車の下取り価格・買取相場をまとめています。
フリードプラス
メーカー:ホンダ
実際に車中泊するための方法
さいごに、実際の車中泊に使えるスペースと活用方法をまとめておきます。
フリードプラスを購入したり、すでにお持ちの方は参考にしてみてください。
引用元:https://kakakumag.com/car/?id=4746
・奥行き:1,920mm (最大値)
・横幅:1,170mm (最大値)
・高さ:880mm (座面のラゲッジボードからの高さ)
奥行きは、助手席とリアシートを一番前に出した状態で最大188cm、最小で164cm。
奥行き164~188cm×横幅110cmは、セミダブルベットと同じぐらいのサイズとなります。
※以下、クリックで詳しい説明が開きます。
でも下段のラゲッジスペースは超便利です。私はここに折り畳み自転車、加えてゴルフバック、車中泊グッズ、携帯バッテリーなどいっぱい積んでいます。
私のドライブスタイル、旅行先でチャリに乗り観光地巡り、たまたま出会ったゴルフレンジでゴルフ打ち! にぴったりの車になっています。