軽自動車ランキングで上位のダイハツ・タント(Tanto)。
ファミリカーなので車中泊に向いているようには見えませんが、その車内の広さを活かして「大人+子どもなら寝られるクルマ」でした。
この記事では、
- 「タントで実際に寝るときの車内スペース」
- 「タントの車中泊のときのシートアレンジ」
- 「タントで快適に寝るための方法」
をまとめました。
いざというときの車中泊、ファミリーカーへの買い替えを考えている方のお役に立てば幸いです。
タントで実際に寝るときの車中泊スペース
・奥行き:140〜190cm(前席を倒した場合)
・横幅:120cm
・高さ:約100cm
・斜め:約170cm
【参考例】写真で見るタントのシートアレンジ
リアシートにわずかな傾斜がありますが、シートに体重が掛かればフラットに近い状態になります。
1人用:リアスペースで斜めに寝る
このアレンジは、身長170cm未満の人なら斜めに足を伸ばしてなんとか寝られます。
前後のシートのデコボコが少なく、造りもしっかりしています。マットレスを敷いて寝転がってみても、あまりゴツゴツとした感じはありませんでした。
1〜2人用:助手席を倒して後部座席とくっつける
引用元:http://trip-syacyu.com/step/post-265/
このアレンジでは、助手席との間に15〜17cmほどの段差ができます。これを足枕にすれば180cmのスペースができます。
大人が助手席側、160cm未満の子どもが運転席側といった使い方であれば、2人でも寝られます。
シートの段差を解消する方法
引用元:http://tommys.naturum.ne.jp/e2147369.html
この助手席の15〜17cmほどの段差は、足枕して寝るのが最善です。
リアシートの方に厚みがあるエアマットを敷いて高低差を小さくしましょう。マットの長い分は、折りたためば問題ありません。
※以下、クリックで詳しく読めます
まとめ:タントは大人1人なら寝られる
タントは助手席の段差が大きなネックですが、その問題さえ解決すれば寝られるクルマでした。
室内の高さはミニバンに匹敵するほどで申し分ありません。室内で着替えたり、飲んだり食べたりするのは非常にラクです。
市街地乗りのファミリカーを想定しているので飛び抜けて燃費が良いわけではありませんが、高さを活かして荷物を積み込めるのは強みです。
いざという時の車中泊に対応できるということで、クルマ選びの候補に入れてみてはいかがでしょうか。中古車市場で台数が多いのも魅力的ですよ。
タントメーカー:ダイハツ
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