どうも。着る服が少なすぎて困っています。充電ハウスのミヤザキです。
今回は、空き家活用やAirbnb、最近では車中泊に挑戦していますが、なぜこんなことを書くのか? ちょっとお話します。
目新しいことをやっているように思われますが、ぼくの根っこにある行動理由なんて、いたってシンプルです。
死ぬまで、どんどん変わり続けていきたい。ただそれだけです。
でも、そんな思いがありながら、一年前のぼくは地方のブラック企業で働く高卒ド底辺人間でした。
負のスパイラルの根本的な理由は“環境”
ぼくのカンタンな経歴を書くと、
工業高校卒 > 新卒で就職 > 一年で退職、ゲームのシナリオを書いて稼ぐ > 給与10万以下のブラック会社 という流れになります。
現在はまったく違う仕事をしていますが、当時は20歳にも満たない地方の高卒として、もはや物書きで稼ぐしかないという一心。本業のかたわら、眠い目をこすりながら小説やシナリオを書いていました。
それでも結局、まともに食べられるだけの結果は残せず、自分にとって新しいと感じるものは生み出せませんでした。
今でもダメだったなぁと思うのは、もっと根本的なところで環境を変えようとしなかったことです。無理やりでもいいから、実家を出たり、海外をバックパッカーしたり、大学に行ったりして動いていれば良かった。
そうすれば、貧しさや寂しさといった負のスパイラルから抜け出せていたでしょう。悔やんでも悔やみきれません。
環境を変えようとする努力そのものが間違っていたせいで、負のスパイラルの中でひたすら自分を苦しめていたんですね。
環境を変えなければいけない運命が食べるきっかけをもたす
そんな折、物書きとして尊敬していたプロブロガーのイケダハヤト氏に直にお会いし、一気にすべてが変わりました。
物書きとしてネットに触れていたおかげで、イケダさんのことからかなり前から知っていました。たったそれだけで、こうも人生が変わるとは思ってみませんでした。
イケダさんと出会い、“実家を出たい“という想いで空き家の募集を掛け、そこで来たお話に飛びつき、新たな住居を得たわけです。
その間、たった一ヶ月。あの時は目まぐるしさで頭が回りそうでしたが、今は常々そのスピード感を忘れないようにしています。
地方のど田舎から、地方の中心部(これでもまぁ都会です)に出たことで、セミナーや勉強会を通していろんな人に出会いました。
しかしあれですね……みんな当たり前のように大学を出ているのですね。当時は、劣等感で日々苦しんでいたのを覚えています。
新たな住まいは、新たな仕事のきっかけとなり、Airbnbとの出会いにもつながっています。
「ここから出ないと!」と思わざるを得ないこれまでの人生が、大きな踏み台となって、自分をいい意味でふっ飛ばしてくれたんです。
だからこそ、Airbnbや空き家活用を通して、環境を変えたいという人の手助けができるのではないかと思い至りました。それこそが価値のある業であり、仕事になるのではないかと。
食べるきっかけは、変化する環境に飛び込んでこそ得られる
最後につなげてまとめてみますね。
環境を変えざるをえない人生の中で、自分が求めるきっかけ(住まいや人付き合いを変えること)を作っていたら、いつしか流動的な世界に踏み込み、食べていけるようになった=価値ある仕事が見えるようになってきたというわけです(長い。
変化の中に居続けなければ、こういった価値を生み出せません。つまり、食いっぱぐれます。
ぼくの実体験で言うなら、先ほど言ったようにただの物書きであり続けようとすることが、自分を停滞させていました。
夢を見ることの恐ろしいところは、一心に見続けるあまり、刻々と変化する夢のカタチを見逃してしまうことです。10年前の物書きと現在の物書きは違う。それはどんな仕事にも言えます。
自由ってなんでしょう?
ぼくは、自分はまだまだ変化できると思うことができたときこそ、一時の自由を感じられるだろうと考えています。
でも、そう思い続けるのが、どんどん難しくなっていく。だから、いつだって一番難しい問題なんじゃないでしょうか。
最初に実家から抜け出したように、刻々と住む場所を変え、人付き合いを変え、変わり続けていくあり方。
その体現者となり、そのヒントや手助けを紹介していきたい。
Airbnb、空き家活用、車中泊など。関わる事柄を書いているのは、そんな理由——行動欲求からです。
大切なのは、肝心なことを肝心なまま思い続けること。
ブログは、大切なことを何度も伝えるのに、ふさわしい場所だと感じています。
読んでくれた人が、どんどん移ろいで旅をするようになるブログにしたいです。
それでは、また。充電ハウスのミヤザキでした。