【タント 車中泊】いざという時に備えよう! タントの車内泊方法・グッズ・注意点のまとめ

タント 車中泊

どうも、車中泊を研究しているミヤザキです。

街中で見掛けたり、CMで目にすることが多いクルマといえば、やはりダイハツのタントです。軽自動車の売上げランキングでも上位を維持し続けている人気モデルです。

ファミリー向けにスペースの広さを売りにしている車種ですが、実際に車中泊できる広さはあるんでしょうか?

小旅行時の車中泊を始め、災害時などのいざという時にも役立つように、シートアレンジや準備しておくモノをまとめてみました。

タントが人気の理由は?

tanto top

(引用元:ダイハツ タントの価格・車種カタログ情報 | 自動車カタログ【オートックワン】)

タントという車名は、イタリア語で「とても広い」という意味です。

その名の通り、軽自動車のなかでは、天井が広く室内も広い部類に入ります。助手席ドアと左後部座席のドアに仕切りがなく、フルオープンできるおかげで、出入りや荷物の出し入れがとてもラクになっています。

フロントガラスを支える構造に工夫が施されており、この間から斜め方向を確認できるようになっています。死角になりやすい場所を見られるので運転が苦手な方には嬉しいですね。サイドアンダーミラーやリヤアンダーミラーもあるので、事故の危険も減ります。

おかげで狭い道でも小回りが利いた運転ができます。

タントの燃費は?

ファミリーで使いやすいクルマとして、燃費も良く作られています。

カタログ燃費は27km/L、実際のユーザーの口コミでは14.27km/Lとなっています。乗っている人数によって違いが出ますが、場合によっては17〜18km/Lというデータも出ています。
(参照元:タント/ダイハツ|燃費記録|みんカラ – 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・燃費・整備)

タントの車両価格は?

タントの車両価格は、グレードやオプションによりますが、新車価格で122~ 187万円となっています。

他の車中泊向きの軽自動車ではハスラーやN-BOXがありますが、どれも価格は近いですね。

【ハスラー 車中泊】まず読んでほしい。ハスラーのクルマ選びや車内泊のやり方&注意点まとめ

2016.05.22

タントの車中泊向きなポイント

タントが車中泊向いている点は、他の車種にはない天井の高さです。セダン型のプリウスなどとは違い、子どもが立てるほどゆとりがあるので、小さい子を車内で着替えさせることもできます。

便利なのが、倒した助手席をテーブルとして使える点です。このスペースを活かして、サーフボードや釣り竿といった長物を積みめます。

シートアレンジは一人用、二人用のどちらにも対応できます。しかし、どちらかと言えば一人用の方が使い勝手が良いです。

たとえば、ちょっとした仮眠を取る場合であれば、運転席のシートを倒してリアシートと座面を合わせれば、ロングソファーのようなシートアレンジができます。道の駅やサービスエリアなどで休憩したいという時、すぐさまアレンジできるうえ、広々とした天井で圧迫感を感じずに寝られるのは嬉しいですね。

軽自動車として燃費の良さ、高速料金や税金の節約という利点もあります。これに車中泊を組み合わせて出費を抑えたい方にとっては、まさに車中泊に向いている車種と言えます。

タントで実際に寝るときの車中泊スペース

実際に車中泊をする際のスペースと活用方法を見ていきましょう。

タント 室内長スペース

公式での室内スペースは、室内長 220cm、横幅 135cm、室内高 136.5cmとなっています。

写真で示しているように、シートを倒した際に車中泊で使える広さはこんな感じです。

室内長……ラゲッジフロアから前席まで140cm。前席を動かしてリアシートを詰めても150cmほどになります。前席のスペースを含めれば約190〜200cmとなります。

横幅……120cm。公式の横幅135cmよりも狭くなっていますが、ラゲッジフロアの一番広いところでは130cmほどあります。

室内高……約100cm。公式の136.5cmは床からの高さだと思われます。100cmであれば、小さい子どもが立てたり、大人が腰を下ろすこともできます。他の車種にはないメリットですね。

・斜めの長さ……約170cmです。体格によっては横になって寝られるほどですね。

タントのシートアレンジについて

シートの倒し方は以下のとおりです。リアシートを倒す前に前席を前にスライドさせておく必要があります。

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リアシートにわずかな傾斜がありますが、シートそのものをスライドしたり体重を掛けたりすれば、フラットに近い状態になります。

一人用:助手席を前に倒して後部座席とくっつけるフラットタイプ

tanto seat

(引用元:コンパクトかつ快適に車中泊できるベッドメイキングについて | 車中泊を楽しもう~マイ車旅スタイル~ )

タントは、リアシートを倒せば荷室がフラットになります。助手席のシートも裏面がフラットになっています。

荷室側を頭にして助手席に足を乗せるようにすれば、180cmほどの寝るスペースができます。タントは前後のシートの裏面にデコボコがなく、ある程度固くできています。これは他の車種にはないメリットで、隙間を埋めたり段差を減らす手間が省けます。

ただし、タントの助手席を倒すとリアシートとの間に15〜17cmほどの段差ができます。このまま足枕にするか、この高さに合わせてマットを敷いて対策する必要があります。段差については【シートの段差を解消する方法】で詳しく掘り下げます。

ちなみに、この15〜17cmほどの段差は足枕にピッタリな状態です。長時間の運転では、足の筋肉が張っていたり、筋肉が固くなっていることがあります。そうして溜まった疲労物質や老廃物を解消するためには、足元を高くして血液を上半身へ戻すようにするのがベターです。ふくらはぎのむくみが取れたり、リラックスもできますからね。

話を戻すと、このフラットアレンジであれば、車内の片側を使うため、もう片方のスペースを荷物置きに使えます。室内高が高いので荷物を重ねられます。釣りに行かれる方、一人旅をされる方におすすめの活用法です。

一人〜二人用:荷台を使用するタイプ(助手席シートを組み合わせてもOK)

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こちらの方法で寝る場合、身長160cmほどが限界となります。それ以上ではかなり窮屈になると思います。

前席に荷物を置けば、荷室をすべて使えるので、二人が寝返りが打てるような横幅を確保できます。大人二人、あるいは大人と子どもという形であれば、横幅120cmは許容範囲といったところです。

先ほどの助手席を倒すアレンジを組み合わせてもいいです。170cmの大人が助手席側、160cm未満の子どもが運転席側といった使い方であれば、どちらも快適に寝られるでしょう。

タントの二人用スペースは、他の軽自動車に比べて特殊です。室内長と横幅に合わせて、事前にマットレスやベッドの用意しておきましょう。この点は、後ほど【タントの車中泊マットレスについて】で詳しく説明します。

タントで快適に寝るための方法

タントのように箱のような形状をしたクルマは、窓ガラスが高い位置にあります。

室内を見られやすいので、プライベートや遮光のために窓の対策を行いましょう。夏場の換気や冬場の防寒対策にもなります。

タントでの窓ガラス対策

目隠しや遮光に便利なのは、サンシェードです。広いフロントガラスにはサンシェードを利用しましょう。カー用品で最適なサイズを探すか、車種専用のモノをネットで探すといいでしょう。

夏場の場合は、風通しを行うため、市販されているクルマ専用の網戸を取り付けます。

二箇所以上、窓を開けて換気すれば、多少暑さがマシになります。ただし、防犯上開けっ放しは危険ですので注意しましょう。早朝の涼しい間に動き始めた方が良いです。

冬場の場合は、寒気の流入を防ぐため、窓全面を銀マットを覆います。ホームセンターで手に入る銀マットでオーケーです。

こうすれば、結露の発生や室温が下がるのを防げます。窓の大きさに合わせてマットを切り、窓の端へ押し込みながら固定します。養生テープを使えば、マットを固定しつつ、隙間を塞げます。銀マットのうえに厚い段ボールなどを重ねれば、もっと車内が暖かくなるでしょう。

シートの段差について

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(引用元:ワッジの勝手に候(Solo)~:タントカスタム車中泊キット)

タントのシートは、目立つ隙間はありませんが、助手席を倒してテーブルにした際、リアシートとの間に15〜17cmほどの段差ができます。

足枕にするのもアリですが、室内長が足りないという方は、以下の方法でフラットな状態を作りましょう。

シートの段差を解消する方法

少々の手間は掛かりますが、リアシートの方にマットを敷いて段差の高さに合わせれば、もっとも快適な空間が作れます。

とはいえ、段差を解消するためだけに車中泊専用マットレスを用意するのはもったいないところ。そこで使えるのが、自宅や屋内で使いまわせるニトリの折りたたみマットレスです。

タント ニトリ 車中泊 マット

こちらは横幅100cm、奥行200cm、厚さが8cmです。このマットの利点、三つ折りにできるポイントを活用しましょう。

  1.  3分の1を折りたたみ、横幅100cm、奥行63(1/3)cm、厚さが16cm(8cm×2)の厚みがある重なった部分を作ります。
  2.  このマットレスの横幅100cmになっているところを縦になるように敷き詰めます。
  3.  助手席のシートの高さと合わせて敷布団やクッション性があるマットレスを敷きます。これで全体で140cmほどになります。
  4.  足元にあたる部分に荷物などを敷きます。膝下あたりになるので、気にならない程度に段差が解消できれば完成です。

このマットレスは中央部分が固めにできており、しっかりと体重を受け止めてくれます。足枕が苦手な人、ベッドの固さなどの快適さを求める方には、この方法がおすすめです。

折りたたみマットなので、リアシートを倒してラゲッジフロアを使う際にも使いまわせます。

また、市販の車中泊専用マットでは15cmという高さまでは対応できません。高低差を可能なかぎり解消するには、このニトリのマットがぴったりです。

>>>【ニトリの折りたたみマットレスはこちら】

 

タントの車中泊マットレスについて

1人で車中泊をする場合

幅広く使える携帯性に優れたサーマレスト

こちらのサーマレスト(レギュラータイプ)は、8000円ほど。

アウトドア全般で利用できるようにクッション性が高められており、岩場や小石のうえで敷いても多少のゴツゴツは気になりません。片側にアルミ蒸着が施されており、断熱性や摩耗への耐性もバッチリです。普通の銀マットとはまったく違います。

重量は、Zライトの名前通り、レギュラーで490g。ペットボトル3個分ほどです。他のマットレスは1kgを越えるものが多いので、他のマットに比べて半分以下の重さということになります。

折りたたみ式でカンタンに展開&収納できるので、車内で保管しやすいのもメリットです。

キャンプや登山時などのアウトドアシーンで幅広く使えるので、サーマレストの方が何かと便利な方もいるでしょう。DIYや加工が面倒くさい、すぐに使いたいという方にはもってこいです。

しっかり寝られる車中泊用エアマット

(ぼくは、こんな感じで箱バンで車中泊しています)

こちらのFIELDOORのマットは1枚6000円ほど。サーマレストより安く手に入るエアーマットです。

5cmという十分な厚みがあり、長さは200cmもあります。低反発マットのような寝心地があり、ぐっすり眠れます。ぼくは2枚重ねて10cmの厚みを作って寝ていたのですが、車内とは思えないほど快適に眠れました。レビューでもよく寝られると好評です。

ツマミを捻ってバルブを開くだけでカンタンに膨らむ設計になっており、使わないときには空気を抜いて折りたためます。荷室に積んでおけるサイズです。

セッテイングと寝心地の良さを考えると、非常にコスパが良いです。純正品の7分の1ほどの値段ですからね。

写真のように2枚連結して2人用にしたり、ぼくのように重ねて10cm厚のベッドを作ることもできます。屋内でも使えるので、来客時の簡易的な寝泊まりにも使えますよ。

2人で車中泊をする場合

低価格エアマットの二枚セット

先ほど紹介したFILEDOORのエアマットであれば、2個合わせても1万円以内に収まります。

年に一度なら悩むところですが、2〜3回は車中泊するユーザーからすれば、一回につき2〜3000円という安宿並の安さになります。翌日に疲れを持ち越して残念な思いをしないためにも、しっかりとしたマットを用意しておきましょう。

寝心地の良さやコスパの良さが評価されているので、値段で迷われている方こそ、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

ポイント

・タントは、ワゴン車特有の高さ+軽自動車ならではの小回りと燃費の良さがある
室内長140〜190cm、横幅120cmなので、2人で寝られる
シートの段差(15cm)を足枕にするか、マットレスやマットを使って段差を解消すべし

以上の3点を抑えておけば、シートアレンジにも困ることはないでしょう。参考にしてみてくださいね。

タント 車中泊