空き家活用をするぼくが持たないと決めたモノ① 借家

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ぼくは空き家を活用して築40年の家を借りていたのですが、結局1年で出ることになりました。振り返ってみると、今の生活を作っているのは、すべてこの家がきっかけです。ありがとうございます。

とはいえ、これから同じように特定の家を借りて、家という拠点を持ちたくはないと思っています。

持ち家ならいいですが、投資ならまだしも、若者としてまだ“家を買う”タイミングではないうえ、デメリットが多いんですよね。

 

賃貸の家を持つデメリット

・仲介料など無駄な支払いが多い

・入居も退去も手間が多く、場所に縛られてしまう

・余計な管理コストが掛かる

 

ぼくが思うデメリットの細かなところ

・不動産屋の仲介料、敷金、礼金といった慣習に基づく支払いが発生するので、たかだか家ひとつに対しての支払いが大きすぎる。帰って寝るだけになる可能性もある家に対して、それだけ払うのは明らかにコスパが悪い。

・書類上での取り決めはなくとも、大家との「一年は住んで欲しい」「最低これぐらいは……」という曖昧な縛りが発生する。大家と借り主との立場上、はっきりと断るわけにもいかず、家賃の交渉もしづらい(気に入らないなら出ていけ、と言えますからね)。

・入居、退去の際、荷物の全運び込みや全撤去といった手間が掛かる。労力はもちろん、掛かった時間やコストは無駄。せめて備え置きのモノを置いて、お互いにラクできるようにしたらいいのに。

・掃除やゴミの処分など、そもそもの管理に手間が掛かる。人が出したゴミならいいが、経年による汚れを掃除したりといった手間は、積み重なって大きな無駄となってしまう。カビなど、湿度に関わるものは本当に面倒くさい。

 

一言で言うと、まだまだコスパが悪い

ほんっと、賃料に見合わないんですよね。

管理コストは自分が負担して当たり前だなんて、所得の低い若者の生活をさらに苦しくするつもりですか?

だから、実家が最高ってなるんですよ。コスト込みの賃料になればいいんですが、ありえないでしょうね。

ぼくの場合は、不動産の介入と曖昧な縛り、さらに管理コストが掛かり過ぎるために手放すことにしました。

ただし、ど田舎の空き家を月1万円で借りてみると、また変わってきます。

慣習による無駄な支払いがなく、期間や賃料を交渉でき、管理コスト込みの賃料を提示できます。デメリット解決です。

ハードになる分、そこらへんのノウハウを見つければ、他の賃貸にないメリットとなります。

さらに余談ですが、隣人が気難しい人間であったり、空き家の活用に対して疑心的であると、途端に暮らしづらくなります。

限界集落など、陸の孤島で住みづらいイメージがあるかもしれませんが、中途半端な地方都市の方がかえって面倒です。ご近所付き合い、ゴミ出しや騒音の問題など、都会の縮小版のような悩みが発生しますからね。

ど田舎の空き家であれば、そもそもご近所さんがいません。安い車とネットがある時代、半端な都会に住んでもなぁ……とぼくは思いますね。

 

ウチの団体の物件は、まさに空き家ならではのメリットがあります

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ウチの空き家活用団体で活用し始めたゼロの家は、先ほど書いたとおり、慣習による無駄な支払いがなく、期間や賃料を交渉でき、管理コスト込みの賃料を提示できます。もちろん、隣接したご近所さんはいません。

ちなみにゼロの家は、年間の支払いは12600円。そのうえ荷物やゴミは撤去されており、あるのは広大な畑と雑草です(これはゴミではなく堆肥になります)。

(参照:新プロジェクト『大豊穴内・ゼロの家』をスタートするにあたって「現状把握」と「今後の課題」についてのレポート : pskのblog

ゆくゆくは買い取りも視野に入れているので、デメリットがすべて解決できます。

それまでに投資した分を回収できれば、十分に成功した活用事例と言えるでしょう。

 

空き家活用は、手段のひとつ

家を持たないのではなく、家を作ることを常としていこう——そんな風に、ぼくは自分のライフスタイルを考えています。

そのため、空き家の活用だけでなく、車中泊やAirbnbといった“流動的な住環境“を作るつもりで動いています。

だからまぁ、空き家を再生して自分の好きな場所を! というモノに縛られる環境は好きではありません。どっかに帰らないといけないって状況は面倒ですわ。

空き家を活用する人を増やしたいと以前書きましたが、ぼく自身は活用する人と活用される家を増やして、自分がカンタンに借りられる家が増やしていくのが野望です。

というわけで、代表であるぼくは、特定の家というモノを持たず、色々チャレンジしていきますよ。

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ABOUTこのブログを書いている人

91年高知県生まれ、高知県育ち。
新卒で就職後、地方の企業で便器を磨いていましたが、11ヶ月であっさり退職。
現在は、海外輸出やブログでフリーランスとして生活しています。

人生の作戦は「ガンガンあそぼうぜ」「おかねをだいじに」

現在は、車中泊と格安SIMの研究にハマっています。